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簿記3級を受験してみたけど残念ながら不合格になってしまった。
一生懸命勉強したはずなのに不合格だった場合、頭が悪いのかなとか簿記に向いていないのかなと思ってしまいますよね。
私も今でこそ税理士として毎日のように簿記に触れていますが、一番最初に簿記3級を受けたときは途中で挫折してしまいました。
遊びたいほうが勝ってしまって誘惑に負けたのもありますが、勉強のやり方を間違っていたことに気が付いていませんでした。
そこで本記事では、残念ながら簿記3級に不合格になってしまった人やこれから簿記3級を学んでみようかなと思う人に向けて、これをやれば簿記3級が受かりやすくなり簿記の苦手意識がなくなるはずです。
諦めずに簿記資格を取得して、生活を豊かにしましょう。
簿記が不合格だったのは
〇頭が悪かったから
〇簿記や会計に向いていないから
そう思ってしまう気持ちはよくわかります。
でも、大丈夫です。
勉強の仕方を少し変えるだけで合格することができます。
たまたま、間違ったやり方をしてしまっていたというだけです。
簿記3級は比較的難易度は低いと言われていますが、それはあまり勉強しなくても受かる試験という事ではありません。
実際に何度も不合格になってしまう人もいます。
そこで、簿記3級で落ちてしまった人の特徴や次に受けたとき合格するための方法を簿記3級から初めて税理士となった私が解説します。
簿記を初めて勉強する人にも役立つ内容になっているかと思います。
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簿記3級が不合格になった人の特徴
簡単と言われている試験に合格することができないのでしょうか?
まず、簿記3級とはどのような試験でしょうか。
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①ビジネス関連の資格として入門であり非常に人気がある資格
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②合格率は平均で40%~50%程度
⇒ポイントを押さえれば合格レベルに達することは可能です
③合格点は100点満点中70点
⇒仕訳対策と時間配分対策を行えば70点は十分に目指せる
④勉強時間は100時間程度は必要
⇒1日3時間程度勉強できる人なら1ヶ月、時間取れない人でもゆっくりと時間をかければ大丈夫
⑤就職や転職、家計管理、FP取得へ基礎固めなど役に立つ資格である
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簿記3級は比較的簡単と言っても約半分の人は不合格になっているので、1度2度の不合格で諦めるのはもったいないです。
ぜひ、合格するまで挑戦してほしいです。
特徴1 過去問ばかり解いていた
過去問をやることが大事ということが良く言われるので過去問ばかりやっていると、同じ問題ばかりやるので暗記してしまうような状態になり、勉強時間は掛けているのに、過去問に出ていなかった問題が本試験で出題されて解答できなかった。
いっぱい勉強時間をかけたのに落ちてしまったという人に多いパターンになります。
日商簿記3級は簡単と言われてはいるものの試験範囲は結構な範囲になります。
また改正もあるので過去問をメインにするのは避けた方が良いでしょう。
試験時間の感覚やイメージを把握するためには是非過去問を解いておく必要はあるとは思います。
まずは、過去問ではない問題集を2回転~3回転はするほうが絶対に合格しやすいです。
さらに簿記の理解度も深まりますので、問題集を解いて間違ったらテキストで内容を再確認する。
これをやってください。
特徴2 勉強時間がそもそも足りない
簿記3級は簡単だと言われているし、もっと難しいと言われている資格を取得している人などにありがちなパターンになります。
繰り返しますが簡単と言われていても約半分は不合格です。
テキストをざっと読み、問題集を1回解いた程度では明らかに理解不足の状態と思います。
基礎をしっかりと身に着けることが必要です。
中には本当に数十時間で合格してしまう人もいると思いますが、そういった特例は参考にしないでください。
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特徴3 間違ったところの解きなおしをしていない
こういうパターンは非常に多いでしょう。
テキストを読んで問題を解いた。
問題はこの後です。
間違ってしまったところの答えと解説を読んで理解したつもりになってしまうというパターンです。
特に良くあるのが総合問題を60分かけて解答した後などは、解答するのに集中力を使ってしまって答え合わせをして終わりにしてしまうことです。
集中力が途切れてしまう気持ちはよくわかります。
筆者はまさにこのパターンで、何点だったな。今回は出来たとか今回はダメだったとか・・・
また、解答の解説を見てはいるんだけど、そこで終わってしまい納得した気になってしまうというパターンです。
解答や解説を見て、なんとなく理解した気分になってしまい、次の問題にいってしまう人は非常に多いです。
しかし、「納得」と「解答できる」とは違います。
しっかりとテキストに戻り、間違った箇所の説明を読んでからもう一度間違った問題を解きましょう。
しっかりとした基礎を身に着ける必要があります。
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特徴4 時間配分を失敗する
ちょっとわかりにくい問題が出てきて、その時間を解答するのに時間がかかってしまって最後まで解答する前に試験時間が終わってしまったということもよくあるパターンです。
合格する実力はあるけれどやり方をミスしてしまったというパターンになります。
分からない問題が出てきたときは思い切って次へ進みましょう。
精算表など金額の合計を求められる場合などは、そこに時間をかけずにまずは解答できるところをすべて解答した後に合計計算をしましょう。
部分点なので最終値が合っていなくても大丈夫です。
同じ点数なら時間がかからないところから解くという工夫が必要になります。
予想総合問題を解く際は、本番と同じように60分の時間をしっかり計って、全部解けるか確認しておきましょう。
特徴5 簿記の全体像が理解できていない
簿記の知識が点になっていて、線として繋がっていないパターンです。
仕訳や総勘定元帳、財務諸表などのつながりがわかっていないため簿記の全体像をわかっていなかったり、仕訳で使用する勘定科目の意味を理解しておく必要があります。
中には理解不足でも合格してしまうパターンもありますが、それは逆に残念な結果でしょう。
理解不足だったのにたまたま受かってしまった人は、簿記2級を受ける場合は挫折する可能性が高くなりますし、簿記の勉強から離れた人は内容をすぐに忘れてしまい、せっかくの資格がお飾りになってしまいます。
そうならないようにテキストで簿記の全体像をしっかり理解する必要があります。
そのためには自分に合ったテキストを選ぶ必要があります。
合わないテキストだとテキストをあまり見ないで問題ばかり解いてしまい、全体像が把握できないままになる可能性があるので、しっかりと自分に合ったテキストを参照しましょう。
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簿記3級に落ちてしまった人が合格するための勉強法
日商簿記3級に不合格となってしまった人は、落ちてしまった人の特徴のどれかに当て嵌まる人は多いと思います。
● 簿記3級試験は簡単だと思ってあまり勉強しなかった
● 過去問ばかり解いていた
● 時間配分を失敗した
● 簿記の全体像が理解できていなかった
● 間違った問題をテキストの該当箇所の説明を見直さなかった
こういった人が多いと思います。
この中には、『頭がよくないから』や『簿記に向いてないから』などということは含まれていません。
すべて勉強の仕方ですので、ぜひ、参考にして勉強方法を見直してみてください。
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簿記3級合格に必要なこと
簿記3級に合格するには、落ちてしまった人の特徴に該当しないようにするのはもちろんですが、試験の点数配分が大きい『仕訳』を得意とすることが一番の近道です。
『仕訳』は3問目の総合問題にも必要ですし、簿記の7割は仕訳ができるかというところに懸かっています。
そのためには、限られた時間を有効に使うために、自分に合ったテキストやアプリ、学校(オンライン含む)を利用しましょう。
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おすすめのテキスト
独学でも合格することは十分に可能なのですが、自分に合ったテキストを選ぶ必要があります。
テキストは本当にいっぱい販売されているのでどれが良いかわからないと思います。
そこで別記事を用紙してありますので、良かったら参考にしてください。
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本当におすすめの資格になりますので、興味を持った方には是非挑戦してもらいたいです。
簿記の知識があることで生活の質を上げることも可能になります。少し大げさに聞こえるかもしれませんね。
無料でお金を掛けずに始めてみるのでもいいので、少しでも多くの人が簿記に触れてもらえたらうれしい限りです。
その先の税理士は、良かったらチャレンジしてください。
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