簿記3級の合格するためには何時間の勉強時間が必要か

日商簿記3級は人気があるし取得するメリットもあるからおすすめといわれています。

そんな簿記3級に興味があるけど、実際にどれくらい勉強時間がかかるのかわからない。

比較的簡単だから1週間程度で大丈夫という口コミもあったりするし150時間は必要だというものもあるし、一体どれが本当なのかわからなくて困る人も多いでしょう。

本記事を読んでもらえば、きっと簿記3級に合格するまでに必要な勉強時間がわかるでしょう。

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目次

簿記3級の勉強時間は2週間から3ヵ月で50時間から150時間

簿記3級の独学合格に必要な勉強時間は、おおむね100時間は必要と考えた方が良いでしょう。

だいたい「2ヶ月~3ヶ月」の勉強期間を見ておいたほうがいいです。

昔は1週間で簿記3級に合格したという人も結構な割合でいましたが、現在の簿記3級は昔よりも格段に難化しているので、本試験の出題によっては合格レベルの知識があっても不合格になってしまうこともあります。

最短時間は50時間程度でも合格可能

最短時間は2週間で50時間くらい勉強すれば合格する可能性はありますが、これには条件が付きます。

まず50時間で2週間となると1日あたりの勉強時間は3.5時間になります。

この時間を作れて、その時間を集中して勉強できる人が第一条件になります。

次に、普段の仕事で経理をやっていて、ある程度の知識がある人や、過去に大学や高校で商業簿記の勉強をした経験がある人などの場合であれば50時間程度でも合格可能でしょう。

ただし、完全な独学だと知識があっても一発で合格可能が確実というレベルに到達できる人はごく一部になるかと思います。

お金を掛けたくないでも簿記3級であれば無料でテキスト・問題集がもらえて講義も受けられる学校があるので、完全な独学をするくらいなら、そちらを活用しましょう。

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簿記がまったくのはじめての場合は最長で150時間

簿記も経理も一切やったことも触れたこともない人は、3ヵ月間で150時間程度の時間は必要とみておいた方が良いでしょう。

この150時間という時間は、1日2時間程度勉強したと仮定した場合に約3ヶ月くらい必要になってくることを意味します。

初めての場合は、「仕訳」って何?初めて聞いた!

という方たちになります。

このような場合は学校を利用したほうが確実に合格レベルに達するでしょう。

独学でも可能ですが、意味がわかりにくい専門用語がでてくるので理解するまでに時間がかかりますし、合格しても簿記の全体像が理解できないままということもあります。

せっかく勉強するならしっかりと理解して実際に活用できるようになりましょう!

経理として就職したい場合などは、できれば簿記2級を取得することをおすすめします。

その場合は、しっかり簿記3級のときから基礎を理解するために学校を活用することをおすすめします。

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合格すればOKな場合は80時間程度でも合格可能

内容を全部しっかりと理解できていなくてもとりあえずOKでとにかく合格したいという方であれば80時間程度で合格レベルには到達できるでしょう。

1日1~2時間の勉強で、3ヶ月程度の勉強期間になります。

もっと時間があって短期集中が得意な方の場合は1日3時間程度で1ヶ月程度の勉強期間になるでしょう。

3ヶ月くらい継続して勉強できれば、ある程度の出題範囲は学ぶことができるとは思いますが、簿記3級は難しくなってきているので、確実に合格できるとは言えないでしょう。

簿記3級って何気に難しい!対策はしっかりする必要あり!

昔は1週間程度で受かるなんて言う方もいましたが、今の日商簿記3級は試験範囲も増えて以前より格段に難しくなってきています。

合格率は5割程度であまり変化はありませんが、直近ではたまに2割程度だったり3割台程度のこともあります。

以前は、仕訳をある程度マスターして、出題されやすい論点さえできれば、合格レベルに達していました。

しかし、試験の方針が、個人商店から法人の会計という方向に変化するなど、より実務重視に切り替わってきています。
そのため、仕訳問題はもちろんですが、帳簿関係の問題や簿記一巡の流れまで試験問題となり、本当に難しくなっています。

このため、市販本だけの独学も可能ではありますが、すべての人が独学で合格するとは限りませんし、無駄に時間がかかってしまう可能性もあります。

しっかりと試験対策を教えてくれる学校を活用したほうが良いですが、市販本で勉強したい人はおすすめのテキストを紹介していますので参考にしてください。

勉強に使う教材には相性がありますので自分に合ったものを確実に選びましょ。

>>市販本で税理士がおすすめするテキスト&問題集

資料請求するだけで専門学校のテキスト・問題集を無料でもらえて講義も受けられる学校もありますので、そちらを活用するのもおすすめですので良かったら記事を参考にしてください。

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いずれにしろ、3ヵ月程度みておいたほうが良いでしょう。

具体的な勉強時間の配分|テキスト理解→問題→過去問→予想問題

簿記3級の勉強はどうやって進めていくのかを解説します。

簿記は暗記も必要ですが問題を解くという時間が必ず必要になるため、勉強ができる人でもある程度の時間が必要になってきます。

おおまかな勉強のスケジュールは以下のとおりです。

勉強期間が2ヶ月の場合

段階勉強内容・時間
第1段階1ヵ月程度(70時間)
テキストを読んで理解して練習問題を2~3回転する
第2段階2週間程度(30時間)
過去問題を解いておく
※試験制度が5問から3問に変更になっているので最近のものを解く
第3段階2週間程度(30時間)
総復習と予想問題集を解いて本試験の問題形式に慣れておく

まずはテキストを読んで内容を理解し、理解したところを実際に練習問題を解答して体に覚えこませる作業が必要になります。

テキストを読んで理解しただけでは試験時間内で解答しきれなくて途中でタイムアップになってしまいます。

そうならないためにも理解力と解答スピードが求められますので、しっかりと練習問題をやりましょう。

おおまかな目安はこのような感じで130時間程度になります。

じっくりとやる場合や学校を活用する場合、市販本で完全な独学の場合など状況によっては変わることもありますが、確実に合格をして簿記の仕組みを理解すること考えたらこれくらいをイメージしておくと良いでしょう。

ただし、短時間で合格できる人もいます。

これは相性があるためです。

好きなことはどんどん吸収できるので、簿記の勉強が楽しい人は間違った勉強法をしなければ100時間以内で十分内容理解して合格も確実レベルに到達できるでしょう。

ただし、時間は半年かかってもいいので、しっかりと内容を理解してもらえれば、絶対に合格できる試験なので、あきらめずに頑張ってみましょう!

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具体的な勉強方法

簡単に結論だけ書きます。

1インプット参考書などの教材を読んで内容理解する
2アウトプット内容を理解した箇所の練習問題を解答する
3アウトプット方法アウトプットは仕訳問題を中心に勉強します
簿記は仕訳の解答力が一番大切です
4アウトプット方法2仕訳問題などの練習問題は最低2回転、できれば3回転は必要
問題を解いて間違えたらテキストに戻って内容確認
内容確認したら再度問題を解く
最終的に問題集を3回転くらいする(完全に理解してるところは省略可)
5過去問を解く直近2年~3年程度の過去問だけやってみる
6予想問題を解く本試験と同様に時間をしっかり計って予想問題を解く
満点取れるまで繰り返す

ざっくりとこのような感じで勉強していきます。

とにかく《仕訳問題》をたくさん解きましょう!

間違えた問題はチェックしておいて確実に覚えるまで解きましょう。
また、1回目にできた問題も2回目は出来ない可能性もあるので最低でも問題集を2回転はやりましょう。

過去問や予想問題で間違えたところは苦手な分野になりますので、その間違えた分野のテキストと個別の問題を問題集で解きなおすことで苦手分野を無くすようにしましょう。

①具体的には、まず間違えた箇所をしっかりテキストを読んで理解して問題集を解きます。

②翌日または数日後に過去問や予想問題の間違えた箇所がしっかり解けるか再び間違えたところを解答してみます。

①と②を繰り返して完全に間違えなくなるまでやる!

一番もったいないのは、解答を見て何となく理解したつもりになってしまうことです。

筆者もそうなのですが、総合問題を解いた後は疲れてしまうので採点だけして間違ったところを簡単に見て理解したつもりになって終わってしまうことがあります。
これだと本当に理解していないので、また同じところで間違えてしまいます。
そうならないためにも、しっかりとテキストを確認して、数題でも良いので問題集も解くようにしましょう!

おすすめのテキスト

テキストは自分に合ったものをしっかりと選びましょう!

自分に合わないと挫折してしまったり、理解するまでに時間がかかってしまいます。

おすすめのテキストを紹介していますので参考にしてください。

おすすめの学校(通信講座)

しっかりと確実に合格を目指すのであれば多少の出費はありますが、スクールを活用することをおすすめします。

安いところから高いところまであってどれを選んでよいかわからないと思いますので、予算別、理解度別におすすめの学校を紹介していますので、どこが自分に合うかがわかりますので参考にしてください。

安いところは勉強範囲を狭めていることもあるので、2つ利用することで試験範囲のすべてを網羅的に学習できると思います。

無料でテキストと問題集が欲しい場合は、CPA会計学院に資料請求すると簿記3級のテキストと問題集がもらえて講義も受けられます。
資料請求の仕方やテキストがもらえるまでの流れを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

簿記3級は根気よく勉強すれば必ず合格できますので諦めずに頑張りましょう!

ひとりでも多くの人が簿記の魅力に触れてもらえたら税理士としても嬉しいです。

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