今回はスマートバンド、HUAWEI Band 6を実際に購入して使用したので正直なレビューをしていきます。
HUAWEI Band 6は、中国メーカーHUAWEI(ファーウェイ)の人気スマートバンドになります。
高級スマートウォッチから手軽に購入できるスマートバンドまでHUAWEIでは様々なウェアラブルデバイスを販売していますし知名度もちょっと前に比べると非常に高くなっています。
中華は嫌という人もいると思いますが、質は非常に高いです。
日本も頑張ってもらいたいなというのが消費者としての正直な感想です。
話を戻すと、HUAWEIはちょっと?かなり?お高いスマートウォッチも販売していて、それがHUAWEI WATCH 3 とHUAWEI WATCH GT 2 シリーズになるのですが、スマートウォッチの中では断トツに充電持ちがよく、筆者も購入の際にサムスンのGalaxy Watch 4と非常に迷うくらい評価は高かったです。
そんな何気に評判の良いファーウェイのスマートウォッチの中で、HUAWEI Band 6は性能と価格のバランスが良いスマートバンド(スマートウォッチ)になります。
HUAWEI WATCH FIT というモデルもありますが値段がアマゾンで12,900円になるので、お手軽に健康管理をしたい人やスマートバンドに興味があるけど、使うかわからないから高いのは避けたいという人にはBand6はおすすめできます。
個人的に軽くてお気に入りですが、ビジネスで使用するには少しだけ抵抗があったりしたので、今のメインはGalaxy Watch 4 Classic 42mmになっています。
血中酸素も測定できるHUAWEI Band 6 とは?
スマートウォッチをこれから始めて購入してみようと考えてる人は、いくら大人気の HUAWEI Band 6(ファーウェイバンド6)といってもどんなものなのか、使用した感想はどうなんだろう、そもそも何それ?ってなる人も多いのではないでしょうか。
HUAWEI Band 6シリーズは、最近ではスマホでも有名な HUAWEIのスマートバンド(スマートウォッチ)です。
スマートバンドでは、この HUAWEI Band 6 とXiaomi(シャオミ)の Miスマートバンド6 の2つが非常に人気となっています。
スマートウォッチ全体ではApple Watchが一番のシェアですが、個人的にはGalaxy Watch 4がおすすめです。
これ以外にも非常に安いスマートバンドもたくさん販売されていますが
この2つ以外のスマートウォッチだと使わなくなる可能性が高いです。
せっかく買うならこのどちらかが良いでしょう!
値段の割に、完成度や質感、スマホ連携等が全然違います。
外観チェック
大きく見やすいディスプレイ
HUAWEI Band 6のカラーバリエーションは全部で4色。
- グラファイトブラック
- フォレストグリーン
- アンバーサンライズ
- サクラピンク
引用元:HUAWEIホームページ
本機の売りのひとつであるディスプレイは、スマートバンドとしては大型に分類される1.47インチの有機EL
HUAWEIのスマートバンドのディスプレイBand 4 Proと比較して画面表示領域が約1.5倍に拡大し、画面占有率も64%で低ベゼル仕様になっています。
Band4
Band6
本体の幅は約25.4mmとなっています。
見た目はどうでしょうか。
実物比較するとBand6のほうが大きくてディスプレイが見やすいのがより実感できますよ。
大きくなっていますがスマートバンドらしい装着感の良さは失っていないです。
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必要十分なディスプレイ
このディスプレイは安いものと違って、ディスプレイで健康管理のグラフがみることができるようになっています。
HUAWEI Band 6 は、 ディスプレイが大きいから可能となった機能になるでしょう。
ここは高いスマートウォッチと比較しても遜色ないかもしれません。
それくらいこの値段でこの機能があるのかとびっくりします。
さらに、心拍数やストレス測定がスマートバンド上で常時24時間動いているのでその24時間のデータをグラフで表示することができるようになっています。
ストレス測定は心拍数のデータを使って測定するようになっているようで、この機能が常時起動しているため、後から1日のストレスがどうなっていたかを確認することができます。
これがどれだけ正確なものなのかは素人にはあまりわからない部分ではありますが、行動パターンとストレスを比較するのもなかなか面白いし、健康管理をしていこうという気持ちにさせてくれるのもスマートウォッチの良いところです。
シャオミのMiスマートバンド6 は、データをグラフで確認するには、スマホのアプリでしか見れないようなので、HUAWEI製品もすごいなと思いました。
本体重量は18g(ベルト部分を除く)と非常に軽いです。
またこれもありがたい機能ですが、5ATMの防水性能を備えています。
筆者はやっていないからわからないですが水泳もできちゃうようです。
でも、一応、温泉はやめておきましょうね。
装着した感じは文句なし!ベルトもまずまず!
値段の割にベルトはなかなか良いなと感じれるレベルにあります。
普通のシリコンバンドですが、付けやすくなるような工夫はされているかなと思います。
附属のシリコンバンドが嫌だったら交換可能なので、他のものを購入して好きなバンドに交換するのも楽しみのひとつでしょう。
着け心地は滑りにくいのはいいですが、夏場は若干蒸れるかなと感じました。
また本体もバンド(ベルト)も軽量なので着けていて違和感や重さを感じることは一切ありません。
健康管理の為にも常時着けておきたいものなので、ストレスフリーなのは評価が高いです。
実際に使用した感想(レビュー評価)
機能はどうか? 文句なしです
筆者がAndroidスマートフォンなのでアンドロイドと一緒に使った場合の使い心地をみていきます。
スマホでは「HUAWEI Health」というアプリをダウンロードして連携します。
Band6の主要な機能は次のものになります。
かなり充実していて、さらに、結構正確な値がでるので、見た目が気に入って健康管理を行ってみたいという方は買って損はしないでしょう。
機能は使いこなせないくらいあります。
- 最大96種類のワークアウトモード
- 血中酸素常時測定
- 睡眠モニタリング
- 24時間心拍数モニタリング
- ストレスモニタリング
- 活動量記録(歩数、消費カロリー、活動期間、中~高強度の活動)
- 月経周期トラッキング(Androidのみ)
- 呼吸エクササイズ
- 音楽再生コントロール(Androidのみ)
- 着信やメッセージ通知の確認
- 天気情報
- ストップウォッチ
- タイマー
- アラーム
- リモートシャッター機能(EMUI 8.1以降を搭載しているスマートフォンのみ対応)
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ヘルスケアデータを自動計測
HUAWEI Band 6は装着しているだけで、 歩数・距離・消費カロリー・ストレス・ 心拍数・血中酸素レベル・睡眠などは24時間モニタリングに対応。HUAWEI Healthから詳細な記録を確認できるほか、本機上でも幅広なディスプレイを活かして見やすく表示できます。
《血中酸素レベル測定》も24時間対応!
血中酸素の常時測定(医療機器ではありません)に対応。
常時測定機能を有効にしておけば、血中酸素レベルが設定値よりも低く測定された場合に、本体が振動しアラートを出します。
医療用に作られたパルスオキシメーターではないので参考程度にしておきましょう。
でも常時計測があるだけでも、気に掛けることになるのでこういった機能は嬉しいですね。
というかこの値段でこんなものまで付いてるという事自体が普通ではないですよね。
《心拍数モニタリング》便利!
光学式センサーとAIアルゴリズムにより、心拍数を24時間モニタリング。
心拍数が安全なレベルを超えた時はアラートが表示されます。
《ストレスモニタリング》あっても良いかなって感じ
1日のストレスレベルをモニタリング。
心拍数を利用して数値化されるストレスモニタリングです。数値が高い状態になったときには本体に内蔵された呼吸エクササイズを使って、リラックスして集中できる状態に促してくれます。
《睡眠モニタリング》これはものすごく便利!
深い眠り、浅い眠り、レム睡眠、昼寝の4つの異なる睡眠状態のいずれかを検出し、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も記録します。
また、6つの主要な睡眠課題を計測し、200以上の睡眠に良いとされる情報を提供してくれます。
「HUAWEI TruSleep」を利用して自分の睡眠パターンを分析し、睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。
睡眠モニタリングはなかなか精度が高そうです。
寝つきが悪い筆者でも横にはなっているけど起きている時間は、睡眠中になっていないのはすごいなと思いました。
《月経周期トラッキング》女性にはありがたいのかな
経周期のカレンダーを簡単に管理できます。
生理日が近づいてきたら、さりげなくタイムリーにお知らせをしてくれます。
装着するスマートバンドによって計測結果が大きく異なっていれば、どのデータを信用していいか分からなくなりますが、HUAWEI Band 6の計測精度は悪くないと思います。
《96種類のワークアウトモード》運動管理したい人には大活躍間違いなし!
11のプロスポーツモードと、85種類のカスタムワークアウトモードの合計96種類に対応しています。
例えば屋外ランニングモードでは、ランニング時の心拍数やケイデンスなどを記録することができます。
また、プロスポーツモードでは新しく「縄跳び」に対応し、跳躍回数などを記録することができます。
初期設定のスポーツモード
- 屋外ウォーキング
- 屋外ランニング
- 屋内ランニング
- 屋内ウォーキング
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- プール
- 縄跳び
- エリプティカル
- ローイング
- その他
ウォーキングやランニングは自動検出が可能なモードもあるので、トレーニングモードを開始し忘れてしまっても問題無し!
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レスポンスも問題無し
レスポンスは価格的にどうかなと不安な部分はありましたが、ストレスなくサクサク画面を切り替えることができます。
左右のスワイプも画面がループするのも便利です。
機能的には、上から下にスワイプすると鳴動制限や5分間画面オン、スマホを探す、アラームなどのショートカットキーがでてきます。
レスポンスで不満に感じることはとりあえずなさそうです。
通知機能もおおむね満足できる
通知機能では、通知を受信するアプリを個別に設定することが可能。
ただし、送られてきた通知から返信はできなくて確認のみできるのは少し残念。
まあ、返信機能があってもあまり使うことはなさそうなので個人的には問題は全くありませんでした。
この機能は意外と便利で、今までは外出先など少し騒がしいところではスマホにメールなどの通知がきていることに気が付かないことも良くありましたが、BAND6を付けていると騒がしいところでも通知に気が付くことができるようになりました。
着信やメールなどの通知が振動でわかるので非常に便利です。
その他の機能として通知は10個まで残すことが可能となっています。
通知機能はあまり必要としない人も多いかもしれませんが、スマホの補助としては合っても困らないものだと感じたし、嫌なら通知OFFにしちゃえばいいだけなので、個人的にはなかなか満足できる機能でした。
普通の時計ではこんの機能ありませんからね。
バッテリー持ちはすごすぎる!これだけでも買う価値あり!
バッテリー持ちはほんと~~~~にすごいです。
普通に毎日装着していて10日は持ちます。
ヘビーな使い方しても1週間は持つのではないでしょうか。
ちなみに筆者がメイン利用しているGalaxy Watc 4 Classicは1日半が限界なので毎日充電です。
その点、HUAWEI BAND 6は全然減りません。
驚くほど減りません。
なんでだろう。
すごい!
さらに、充電時間もあっという間に充電されます。
たった5分くらいの充電で2日間は使える急速充電
バッテリー持ちが良いだけではなく、急速充電に対応しています。
どれくらいすごいかというと充電も1%の状態からたったの5分間充電するだけで、
だいたいバッテリーが20%くらいにまでなります。
100%充電までにかかる時間も約1時間程度で充電出来ちゃいます。
サムスンには見習ってもらいたい!
ほんとこれはめちゃくちゃ便利です。
使い方次第では2週間は持つでしょう。
スペック一覧
画面サイズ、ディスプレイ | 1.47インチ 解像度:368×194ピクセル 有機EL |
サイズ | 約25.4(W)×約43(H)×約10.99(D、最薄部)mm, 18g(ベルトを含まず) |
電池持ち | 通常使用で14日間、ヘビーユースで10日間 |
カラー | グラファイトブラック/サクラピンク/フォレストグリーン/アンバーサンライズ |
センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー |
ボタン | スクリーンタッチ+サイドボタン |
防水 | 5ATM(プールや海の浅瀬で水泳をする際に使用できる) |
活動量計機能 | 心拍、消費カロリー、睡眠、移動距離、歩数計 |
ワークアウト機能 | 96種類(ランニング、サイクリング、水泳、縄跳び他) |
その他の機能 | 血中酸素測定、月経周期トラッキング、ベルト交換可能 |
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個人的にちょっとイマイチなポイント
ウォッチフェイスのデザイン
ウォッチフェイスは無料のものが100種類以上(アップデートされて増える可能性あり)、有料のもので200種類(もっと増えている可能性はあり)も用意されていますが、ビジネスで使いたいという人には普通の時計っぽさのデザインが少なくて使いにくいなとおもっています。
プライベートならOKなんですけどね。
HUAWEI Healthアプリでも本体からでもウォッチフェイスの切り替えは可能となっていて、本体自体の内部ストレージにデザインを複数保存しておくことができるようになっています。
ビジネス向けが少ないのと常時点灯に対応したウォッチフェイスが見当たらなかったのも個人的には残念でした。
常時点灯でなくても腕を持ち上げることで画面表示されるので良いのかもしれませんが、せっかくバッテリー持ちが良いので常時点灯できるものがあっても良かったのになと思います。
腕をあげてもたまに反応しないこともあるのでなおさらですね。
このあたりはアップデートで変更になってくる可能性はありますね。
高級感が少し足りない
この価格なので仕方が無いですし、Galaxy Watchと比較するのもおかしな話ですが、ビジネスでももう少し使えるようなデザインや高級感があったら文句なしでした。
ただし、 Galaxy Watch より使い勝手が良いなというときもあります。
普段の生活で水仕事をするときに水を気にしなくて良かったり、運動のときは軽いので邪魔にならなかったり、睡眠のときも軽いので寝るときに不便さを感じません。
この点はGalaxy Watchなどの通常の時計っぽいものに比べると、非常に優れている部分になります。
使い分けをすればいいのですが、スマートウォッチを変えてしまうと活動量計などの健康管理が煩雑になってしまうのがこまったもんだなというところですね。
複数の使い分けをする良い方法がみつかったら記事にしてみます。
まとめ|HUAWEI BAND 6はおすすめかイマイチか、価格は妥当か
価格はアマゾンで7800円程度で販売されていますが、とてもその価格帯の製品とは思えません。
価格以上の価値があるでしょう。
見た目が気に入ったのであれば絶対に損はしないでしょう。
ベルト(バンド)のところなど多少コストを削減してる箇所は見られますが、付け心地は悪くないですし、画面も大きいので見やすいですし、個人的にはおすすめできます。
何より充電が急速充電対応で満充電まで1時間程度でできてしまうことや、バッテリーが公表値通り2週間程度持つ可能性もある(普通に使っても10日は持ちます)
活動量計などの健康管理についても精度は高いですし、機能も高級スマートウォッチに負けていません。
あなたがもし中国製品に苦手意識が無い方で健康追跡を重視し、スマートウォッチを買ってみたいと思ったのであれば、おすすめできるスマートバンドであると思います。
ウォッチフェイスにも腕時計のようなデザインも一応はあるので、長方形のスマートウォッチっぽくなるかもしれません。
ビジネスでも使えないことは無いとは思いますが、堅めのお仕事の方には少しライトすぎる感じはするというのが個人的な感想です。
最後に値段もちょっと高いと感じる方もいるかもしれませんが、健康管理の精度や長く使うことを考えたらこれより安いのはやめておいたほうが良いと思います。
レスポンスが悪かったり、そもそも精度が良くなかったりと不満がでてくるでしょう。
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ギャラクシーウォッチ4に興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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